皆さんこんにちは!
有限会社小野寺機工です。
~主役級の存在~
建設現場で大きな資材や重量物を持ち上げるとき、欠かすことのできない存在がクレーンです。
鉄骨。
プレキャストコンクリート。
屋根材。
設備機器。
足場材。
大型看板。
さまざまな資材を、人の力だけで高所へ運ぶことは現実的ではありません。
そこで活躍するのが、ラフタークレーンやオールテレーンクレーンなどの移動式クレーンです🚜✨
しかし、建設会社がすべての現場のために高額なクレーンを自社保有するとは限りません。
車両価格。
維持費。
点検費。
保管場所。
オペレーター。
さまざまなコストが必要になるためです。
そこで必要なときだけクレーンを利用できるクレーンリース業への需要が生まれます。
クレーンリース会社は、単に機械を貸す会社ではありません。
現場条件を確認し、必要な能力のクレーンを選定し、安全に揚重作業を行うことで、建設工事そのものを支えています🏗️
今回は、建築・土木・インフラ工事という視点から、クレーンリース業にどのような需要があるのかを詳しく見ていきましょう。
目次
ビル、倉庫、工場などの鉄骨造建築では、柱や梁となる鉄骨を組み立てていく「建方」が行われます。
鉄骨一本一本は非常に重く、人の力では持ち上げることができません。
そこでクレーンによって鉄骨を吊り上げ、鳶職人などが所定の位置へ取り付けていきます。
柱を建てる。
梁を吊る。
ボルトで仮固定する。
次の部材を吊る。
こうした作業を繰り返しながら建物の骨格を作っていきます。
つまり鉄骨工事とクレーン作業は、非常に密接な関係にあります🔩
クレーンの選定を間違えれば、
「重量は吊れるけれど必要な位置まで届かない」
「作業半径が足りない」
といった問題が起こります。
そのためクレーンリース会社には、重量だけでなく現場全体を見て機種を選ぶ知識が求められます。
近年、物流倉庫や配送センターなど大型施設が建設される機会もあります。
こうした建物は、
大スパン。
大型鉄骨。
大きな屋根。
重量設備。
などを使用するため、クレーン作業が多くなります。
特に大型鉄骨を遠い位置まで吊る場合には、より能力の高いクレーンが必要です。
現場によっては複数のクレーンを使って工事を進めるケースもあります。
一台ですべて対応するのではなく、
「今日はこのクレーン」
「次工程ではもっと大型のクレーン」
と使い分ける。
こうした柔軟性こそ、リースの大きなメリットです✨
クレーンと聞くと大型ビルの工事をイメージしがちですが、住宅建築でも活躍しています。
木造住宅でも、
梁。
プレカット材。
屋根材。
ユニットバス。
太陽光関連設備。
などを高所へ吊り上げる場合があります。
狭い住宅地では、道路幅や電線、隣家との距離などを考えながらクレーンを配置しなければなりません。
大型クレーンが入れない場合には、小回りの利く機種を選択する必要があります。
つまり住宅工事では、
大きな機械を使う能力より、現場に合う機械を選ぶ能力
が重要です。
道路。
橋。
河川。
造成。
上下水道。
さまざまな土木工事でもクレーンが活躍します。
例えば橋梁工事では、
橋桁。
型枠。
足場。
資材。
などを吊る場合があります。
道路工事では大型構造物を設置することもあります。
河川工事では、地上から作業場所まで距離があるケースもあります。
こうした現場では、
地盤。
作業半径。
周辺道路。
障害物。
吊荷重量。
など、多くの条件を確認する必要があります。
クレーン作業は、
「吊れるかどうか」
だけではありません。
安全に設置できるか、安定して作業できるか
まで考える必要があります。
建設現場では、工場であらかじめ製作した部材を現場へ運び、その場で組み立てる工法が使われることがあります。
例えば、
PC部材。
階段。
外壁パネル。
梁。
床版。
などです。
工場製作によって現場作業を減らせる一方、完成した部材は大型・重量物になります。
そこで現場ではクレーンによる揚重が必要です。
つまり建設業の省力化が進むことで、
「人が現場で作る仕事は減っても、大型部材を吊る仕事は増える」
という需要が生まれることがあります。
これはクレーンリース業にとって重要なポイントです💡
建物が高くなればなるほど、資材を上へ運ぶことが大きな課題になります。
鉄骨。
設備。
外装材。
機械。
さまざまなものを所定階へ運ばなければなりません。
揚重計画が悪いと、
資材が届かない。
他業者が待つ。
工程が遅れる。
という問題につながります。
そのためクレーンリース会社には、元請会社や現場監督と連携しながら、
どの位置へクレーンを置くか。
いつ作業するか。
何を吊るか。
どの順番で吊るか。
を確認する能力が求められます。
機械の性能だけでなく、工程を理解できることが重要です。
クレーンは高価な機械です。
購入後も、
車検。
点検。
整備。
タイヤ。
燃料。
保険。
保管場所。
さまざまな費用が必要になります。
さらに、毎日必ずクレーンを使う会社でなければ、使用しない期間も維持費が発生します。
そこで、
「必要な日だけ借りる」
というリースが合理的になります。
例えば月に5日だけクレーン作業がある会社なら、自社保有よりリースを選択した方が経営上メリットを得られる場合があります。
この「固定費を変動費化できる」ことが、クレーンリースの大きな需要です。
すべての現場で同じクレーンを使えるわけではありません。
小規模現場。
大型建築。
橋梁。
工場。
狭小地。
それぞれ条件が違います。
必要な機種も変わります。
もし一台しか自社保有していなければ、そのクレーンで対応できない現場では別途手配が必要です。
リース会社であれば、保有機種の中から現場に適したクレーンを提案できます。
これにより施工会社は、
「機械に現場を合わせる」
のではなく、
現場に機械を合わせる
ことができます。
クレーン作業では、機械だけでなくオペレーターの技術も非常に重要です。
同じ機械でも、
吊荷の動きを読む。
合図者と連携する。
風を読む。
周囲を確認する。
微妙な操作を行う。
こうした部分に経験が表れます。
優秀なクレーンオペレーターは、現場全体の流れを理解し、
「次はこれを吊るんだな」
と先を読んで動くことができます。
現場からすると、
「このオペレーターなら安心」
と思えることは非常に大きな価値です😊
建設会社の仕事量は一年中同じとは限りません。
複数現場が重なる。
大型工事が入る。
工期が集中する。
こうした時期にはクレーン需要も増えます。
自社保有だけでは足りないとき、リース会社へ応援を依頼する。
これも重要な需要です。
「急に一台必要になった」
という相談へ対応できる会社ほど頼られます。
もちろん、安全な運行や人員確保が前提ですが、柔軟な配車力は大きな強みになります。
クレーンリース業の需要は、新築工事だけではありません。
改修。
設備更新。
橋梁補修。
工場メンテナンス。
看板交換。
災害復旧。
さまざまな現場で重量物を持ち上げる作業があります。
つまり、
「重いものを安全に移動させたい」
という需要がある限り、クレーンの役割はなくなりません。
しかも建設業で人手不足が進むほど、
「人で無理に運ばず、機械で安全に運ぶ」
という考え方は重要になります。
クレーンリース業は、単なる機械レンタルではありません。
必要な能力。
必要な人材。
必要な安全管理。
それらを一つのサービスとして提供する仕事です🚜✨
大きな構造物が完成したとき、その陰には数え切れないほどの揚重作業があります。
その一回一回を安全に支えているのがクレーンリース業なのです。
建設現場の効率化、安全性向上、コスト削減を支える存在として、これからも高い需要が続いていくでしょう🏗️🚜✨